桐原醸造新聞

桐原醸造新聞 2022年05月号

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いつもご注文ありがとうございます。
花が咲き乱れる、気持ちのいい5月です。

五月晴れや五月病、メーデーにゴールデンウィークなど、五月ならではの言葉や祝日がたくさんありますが、忘れてはならないのが「母の日」。あなたの命が誕生してから今日まで、そしてこれからも、母はずっと母であり続け、365日1日も休みはありません。

お願いしなくても出てくるご飯に、なくならない着るもの。自分が嬉しかったら一緒に喜んでくれ、悲しい時は寄り添ってくれる。イベントがあったら全力でお祝いしてくれ、困ったことがあったら相談する前に察してくれる。 あなたの健康のことを考えてくれ、面倒なことでも子供のためなら最後まで諦めない。疲れていても悩みがあっても、家族のことを優先してくれる。

もちろんお母さんだって一人の人間だから、時には寝坊したり、怒りすぎちゃう時だってある。疲れている時は食事だって手抜きになるし、家だっていつもピカピカではないかもしれない。それでもお母さんはいつだって一生懸命。いつだって子供のことを考えてる。

あなたが生まれたばかりの頃は、お母さんだってお母さんをやるのが初めてで、いつもドキドキ。周りと比べてしまってちょっとしたことで不安になったり、すごく頑張っているのに本当にこれでいいのかな?と疑心暗鬼になってしまったり。でもそれも全ては「いいお母さん」でいたいから。あなたが何か新しいことができた時、小さなことでも手を取り合って喜ぶ。小さな成長一つ一つが笑顔の素で、元気の素で、あなたが笑顔でいるからお母さんも笑顔でいられる。

自分の母を思う時、母である自分を思う時、そして母である、または母になろうとしている娘を思う時。きっと色々な母親像が見えてくる。

尊敬する部分を真似したいと思ったり、これはとても真似できないと思ったり。
口うるさいと思ったのに気が付いたら自分も同じことを言っていたり、うざったいと思ったけど実は自分のためになっていたと気づいたり。
これだけは絶対に守ると誓ったり、反面教師になることだってあるかもしれない。他の母と自分を比べて、落ち込むこともあるかもしれない。

でも、100人母がいたら、100人とも違う母でいい。100人の子供も、みんな違う子供なのだから。

子供のことが大好きで、母のことが大好きな子供であれば、それでいい。それがいい。

たまに失敗しても大丈夫。失敗から学ぶこともあるから。
たまに泣いたっていい。また笑えばいいから。

余談ですが、もともと端午の節句は男の子の成長を祝う日でしたが、1948年に、5月5日を「子供の人格を重んじ、子供の幸福をはかるとともに母に感謝する日」となり、「こどもの日」となったそうです。

母ありき。私達はみんな母から誕生しました。
(もちろん父ありきですが)

お母さん、本当にいつもありがとうございます。
自分を愛し、その愛を周りにも溢れさせてください。

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