桐原醸造新聞 2016年07月号
user
有限会社桐原醸造
いつもご注文ありがとうございます。
早いもので、2019年も、もう上半期が終わりましたね。
いろいろなニュースがありましたが、皆さんの心に残っているものはなんですか?
7月になると、多くの場所では海開きや山開きがあります。梅雨が明けて夏休みに突入し、イベントやお祭りも多いのですが、全国各地で催されるお祭りといえば七夕祭りですね。七夕と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、やはり、カラフルな短冊のたくさん吊るされた笹ではないでしょうか。7月になると、全国各地のあらゆるところで見られます。子供の頃は、みんなで一生懸命お願い事を書いた短冊を飾ったものです。今回は願い事が叶う(?)短冊の書き方や、それぞれの短冊の色の意味を調べてみました。
願いごとが叶うお願いの書き方
「五色の短冊〜」という歌があるように、短冊の色にも全て意味があります。中国の陰陽五行説の「木、火、土、金、水」の、5つの要素がこの世の全ての根源として存在する、という考え方にちなんでいます。
*日本では黒は縁起が悪いと言われ、身分の高い人が身に着ける色である紫に変わりました。
また、短冊を吊るす笹竹は、根も強く生命力も高く、成長も早い上に菌も寄せ付けないので、魔除けにも使われていたそうです。中が空洞になっていることから、中には神様が宿っているとも考えられており、神聖なものとして扱われていました。また、竹はまっすぐと天に向かって伸びるので、願い事が空まで届きますように、という願いも込められているそうです。
短冊も、色と意味を理解すると奥深いものに感じてきませんか。
子供の頃のように、久しぶりに短冊に願いを込めてお願い事を書いてみましょう。皆さんが毎日笑顔でいられますように。
この記事のPDFファイルはこちら