桐原醸造新聞

桐原醸造新聞 2018年12月号

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いつもご注文ありがとうございます。

「あっ!」と言う間に師走です。この時期になるとイルミネーションが綺麗ですね。空気が澄んで星もよく見えます。
何かとキラキラの多い12月ですが、今月は、キラキラのご馳走の後でも食べられる優しい味のデザートです。

この時期は美味しい果物も野菜も多いので、何のデザートにするか迷った挙句、野菜も果物も両方使ってみました。冬になると無性に食べたくなるさつまいもと、1 日1個で医者知らずのりんごのタルトです。植物性のものだけでできているので胃もたれしにくく、アレルギーのある方にも食べやすくなっています。乳製品大好き!とか、バターの風味は欲しいな、という方は、オイルをバターに、ミルクは牛乳でも豆乳でも作れます。粉を小麦粉にしたり、アーモンドフラワーがなかったらプードルで、それもなかったら家にある粉で、アロールーツパウダーがなかったら片栗粉で、麦がダメな方は麦の入っていない味噌でどうぞ。味噌がダメならお塩で代用できる、とても融通のきくタルトです。

りんごには、疲労回復と美肌効果、コレステロールを下げる効果があり、便秘やむくみ対策やガン予防にもなります。抗酸化作用のあるポリフェノールは皮にたくさん含まれているので、なるべく無農薬のものや有機のものを買って、皮ごと食べましょう。さつまいもに多く含まれるビタミン C は、でんぷんに守られ加熱しても壊れにくいので、風邪予防や疲労回復、肌荒れに効果を発揮します。食物繊維と、さつまいも唯一の栄養成分ヤラピンが便秘を改善し、高血圧にも効果があり、筋肉のけいれんなども防いでくれるそうです。ビタミン B 群やミネラルも豊富です。さつまいもも皮に栄養が多いので、りんごと同様いいものを皮ごと食べるとなおいいです。
今回は、タルト生地には塩を効かせ、さつまいもペーストに甘みをつけ、酸味の強いりんごを使いました。酸味の強いりんごの方が味にメリハリがつくのでオススメです。変幻自在のタルトなので、家にある材料で是非作ってみてください。

今回は大きめの型で作ったのでこの量ですが、小さい型なら半量にするなど調節してくださいね。

りんごとさつまいものタルト(35cm x 11cm)


材料

  • りんご 2個
  • レモン汁 大さじ2
  • ココナッツオイル 大さじ1
  • さつまいも 中1個
  • ココナッツオイル 20g
  • メープルシロップ 大さじ2
  • シナモン 適宜
  • 米粉 100g
  • アーモンドフラワー 100g
  • アロールーツパウダー 30g
  • 油 大さじ4~
  • 水 大さじ1~
  • カネキ田舎味噌 10g
  • アーモンドミルク 200cc


作り方

  • オーブンを180度に温めておく。
  • さつまいもをふかしはじめ、味噌は水に溶いておく。
  • 粉類をよく混ぜ、油と、味噌を溶いた水を順に足し生地をまとめる。(使う材料によって違うので、油と水の量は生地が一つにまとまるぐらいが目安)
  • 型にタルト生地を敷き詰め、フォークで穴を開け乾くまで20分ほど焼く。
  • さつまいもを熱いうちに潰し、ココナッツオイルとシロップ、シナモンを混ぜる。(皮ごとの場合はミキサーで混ぜると口当たりが良い)
  • りんごは薄くスライスしてココナッツオイルでソテーし、レモン汁をふりかけておく。(シナモンを入れてもよし)
  • 焼けたタルト生地にさつまいもフィリングを入れ、りんごを乗せたら25分ほど焼く。

今年一年を無事に過ごせたのも、皆様のご支援のおかげです。何かと忙しい時期ですが、りんごさつまいもパワーで風邪など吹き飛ばし、キラキラの笑顔で新年をお迎えください。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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田舎みそ
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