桐原醸造新聞

桐原醸造新聞 2018年10月号

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10月になると、いよいよ季節は秋本番という感じがしてきますね。食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、イベント好きならハロウィンの秋?と、人によって様々でしょうが、今月は誕生月別にみた、なりやすい病気となりにくい病気について調べてみました。1985年から2013年までの間に、ニューヨークのプレスビテリアン病院とコロンビア大学の医療センターの患者のデータをもとにしたデータ分析からの引用です。誕生月別に見たデータは、季節も大きく関係していますが、ニューヨークの気候と日本の気候は、多少の違いはあれ四季もあり似ていることから、この結果は日本人にも当てはまると考えられています。

いくつかの病気は季節と直接的な関係があり、胎児の健康や病気の発症率は、お母さんの健康状態によって変わります。例えば、喘息の原因の一つであるダニの繁殖期に生まれてくる子供は、喘息になる子が多く、日照時間の最も短い冬にお腹の中にいた赤ちゃんは、母体にビタミン D が欠け、鉄分の血中濃度が下がる確率が最も高いため、栄養が行き渡らず心疾患になる確率が上がるそうです。

さあ、自分の誕生月はどうなのか気になってきましたよね。一体、一番病気になりやすい誕生月はいつなのでしょうか?

知りたくないかもしれませんが…パンパカパーン!実は10月生まれのあなたです。Happy Birthday! なんと、相互関係がわかった55の病気のうち、15の病気で最もリスクが高かったのです。「はぁ、せっかく今月は誕生日なのに嫌なこと聞いたな…」と思ったあなた、まだ落ち込むのは早いですよ!実は10月生まれは、なりやすい病気も一番多いけど、なりにくい病気も一番多いのです。表をよく見ると、なりやすい病気は風邪や咽頭炎など、直接命に関わる病気ではありません。そして、なりにくい病気は心疾患や動脈硬化などの、深刻な病気です。11月生まれも、なりやすい病気の数は多いのですが、心疾患になる確率は低く、12月生まれも同じだそうです。「あの人よく風邪をひいているけど、なんだかんだ長生きだよね。」なんて人が周りにいたら、秋生まれの人かもしれません。(表:週刊現代から引用)

それでは、総合的に見て一番リスクが高い月はいつなのでしょうか?…パンパカパーン!申しわけございません。それは3月生まれのあなたです。あなたが胎児だった頃、外の世界では日照時間が短かったのです。なぜ総合的なリスクが高いかというと、なりやすい病気が心疾患だからです。心疾患は風邪と違い重病なことが多いので、総じてリスクは高めと言えます。男性の方は前立腺癌にもなりやすいそうです。4月も、同じ理由で心疾患が多い月です。

それでは最後に、最もリスクの低い誕生月はと言いますと…おめでとうございます!5月生まれのあなたです!なりやすい病気は一つもない上に風邪もひきにくいなんて、なんて羨ましいのでしょう!7月生まれも特に注意したほうがいい病気はなく、総合的に6月の次にリスクが低く、8月もリスクは低めです。

総じて見ると、秋から冬にかけて生まれた人は、なりやすい病気の数が多く、春は心臓系の重病になりやすく、夏生まれは病気になるリスクが低めという結果でした。でも、この結果を見て落ち込まないでください。もう生まれてきてしまったのだから。これはあくまでも、ある地域の一部の人達の統計にしか過ぎないので、秋の夜長のおもしろ話としてとっておいてください。

一喜一憂して楽しんだら、自然のエレルギーをもらいに、銅色や金色、朱色の森を探しにいきませんか?

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