桐原醸造新聞 2018年11月号
いつもご注文ありがとうございます。
今年もハロウィンが終わりました。
非日常的なイベント事は楽しいですよね。知らない人同士で声を掛け合ったり写真を撮ったり、お面で顔が見えないときは、いつもより少し大胆になれたり。たまには羽目をはずすのも息抜きになっていいと思います。多くのお祭りには伝統としきたりがあり、みんながルールに則って非日常を楽しみます。地元の人が中心なので、ゴミだらけになることもありません。迷惑行為や盗難が起こることも、それほど多くはありません。仕切る人がいて、お客さんがいて、街ぐるみになって、全員が一つとなって楽しむものです。ハロウィンも、そんなお祭りの一つになれたらいいなと思います。
今月のお題は、カリフラワーです。
キャベツの花蕾が突然変異してできたブロッコリーの突然変異、品種改良が、カリフラワーになったと言われているそうです。緑の綺麗なブロッコリーに人気が押されがちのカリフラワーですが、実にたくさんの効能がある優秀な野菜です。
- ガン細胞をやっつける − スルフォラファン、イソチオシアネートがガンの発症を阻害
- 血圧や腎機能を改善 − スルフォラファン
- 抗炎症効果 − インドール3、カルビノール3
- ビタミン、ミネラルが豊富 − ビタミン C、K、B6、チアミン、リボフラビン、ナイアシン、マグネシウム、葉酸、他
- 脳の健康を維持 − 妊婦さんのお腹の赤ちゃんの脳にも必須の栄養素コリンが豊富
- 解毒作用 − 抗酸化物質、解毒酵素のグルコシノレート
- 消化機能のサポート − 食物繊維が豊富、スルフォラファンが胃壁を守り、ピロリ菌の増殖を防ぐ
普段ブロッコリーばかり食べているという方は、たまにはカリフラワーもいかがですか?また違った食感が楽しいですよ。味も淡白なので、いろいろな楽しみ方ができますが、今日はすごく簡単なおまかせ酢漬けです。レシピというほどではないですが、あっという間にできる箸休めです。ぽりぽりパクパクいけちゃいます。
カリフラワーのおまかせ酢漬け 2人分
材料
- カリフラワー 4分の1株
- カネキなんでもおまかせ酢 大さじ2~
- 塩 ひとつまみ
- 輪切りの赤唐辛子 適宜
- 鰹節 適宜
作り方
- 一口大に切ったカリフラワーを、塩ひとつまみを入れたお湯でさっと茹でる。
- よく水を切り、おまかせ酢に漬ける。
- 今回は漬ける時に唐辛子を、食べる直前に鰹節を振りました。
- 20~30分ほどで食べるとサラダ感覚。
- 一晩冷蔵庫で漬けるとしっかり味が染み込みます。
*茹で時間はほんの少しで。歯ざわりを残した方が美味しいです。
*カレー風味にするときは、茹でるお湯にもカレー粉を入れると、色が綺麗になります。
*黒胡椒風味にするときは、鰹節と唐辛子は抜きで。
同調意識は、日本人の長所でもあるのですが、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」ようなマイナスな同調圧力に負けず、自尊意識を高く持つことを、これからの未来を創造する子供達には学んで欲しいものです。
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