桐原醸造新聞

桐原醸造新聞 2023年01月号

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あけましておめでとうございます。

旧年中はカネキ醤油の商品をご愛顧くださり誠にありがとうございました。本年もお客様の食卓に笑顔をお届けできるよう心を込めて商品づくりに励みます。変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

2023年は、「癸卯」(みずのと・う)の年です。「癸」は十干の 10 番目であり、生命の終わりを意味するとともに、次の新たな生命が成長し始めている状態を表しています。「卯」は十二支の 4 番目で、草木が萌え出る春の訪れを感じる時です。これらを合わせた「癸卯」は「厳しい冬が去り、春の兆しが訪れる」、「これまでの努力が実り、芽吹き始める」といった年を予感させます。卯(うさぎ)は穏やかで温厚な性質であることから、「家内安全」、 また、その跳躍する姿から「飛躍」、「向上」を象徴するものとして親しまれ、新しいことに挑戦するのに最適な年とも言われています。

活発に飛び跳ねるイメージと、可愛らしく愛されるイメージを併せ持ったうさぎですが、卯年生まれの人にはどんな特徴があるのでしょうか。

  • 愛嬌がある − 自然と周りに人が集まってくるムードメーカー
  • 器用で容量が良い − 人脈が豊か
  • ユーモアのセンスがある − 場を和ませる
  • 団体行動を好む − 協調性がある
  • 負けん気が強い − スポーツ、勉強、仕事とある程度高いレベルを維持できる
  • 遊び好き − インドアもアウトドアもいける
  • 義理堅い − 軽率に見られがちだけど実は誠実で友達思い
  • 寂しがりや − 実は寂しがりやなので予定がびっしり
  • 誘惑に弱い − コミュニケーションを重視するので誘惑に負けやすい
  • 気分屋で落ち着きがないところも − 孤独やヒマが嫌いで常に動いていないと気が済まない

たくさんの良いところがある卯年ですが、あなたの周りにいる卯年の人に当てはまりましたか?それともあなたが年女・年男ですか?全人類を12種類に分けられるわけがない、という意見も聞こえてきそうですが、私の身近には、笑ってしまうぐらい当てはまる人がいます。
ついつい書きながら頷いてしまいました。

「年女と年男」

厄年とは直接関係がないのですが、厄年と重なる年もあるため、混同してしまう場合もあるようです。しかし実は年女・年男は、毎年お正月にやってくる年神様(歳神様・毎年お正月に各家にやってくるとされている豊作や幸せをもたらす神様)のご加護を多く受けられるので、むしろ縁起がいいとされています。地域によっては重要な神事や儀式に関わることもあり、より多く神様からのパワーをいただくことができるとか。そう考えると、今雨続きだと感じている方も、雨の後には必ず虹が出るはずです。

ちなみに厄年と重なるのは、男性は 24 歳と 60 歳、女性は 36 歳と 60歳の時だそうです。今まで厄年と年女・年男でダブルパンチと思って心配していた方、安心してください。ダブルパンチではなく、カウンターパンチだったようです。
なのでプラマイゼロ!

そして、今年年女・年男ではない方も、卯年にあやかり、未来に向かってぴょんぴょんと大きく跳ねる一年を楽しみましょう。

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