桐原醸造新聞

桐原醸造新聞 2022年02月号

user

いつもご注文ありがとうございます。
梅の季節になりましたね。

クイズです。
薬味にお鍋にお好み焼き、主役級ではないけれど存在感のある、日本の食卓に欠かせない野菜はなーんだ?
そうです。ネギです。

風邪に効くというイメージのネギですが、免疫力を高める他にも様々な効果があります。それでは順に見ていきましょう。

  • 酸化アリル – 白い部分に含まれるツンとした香りの成分で血液の凝固を防ぐ。
    殺菌作用、抗酸化作用あり。コレステロール値を下げ動脈硬化や心臓病の予防。
    (加熱するとビタミン B1とともに疲労回復に効果)
  • βカロチン – 青い部分に多く含まれ、免疫を上げる作用あり。
    (脂溶性なので油と一緒に摂るといい)
  • ビタミン C – ストレスから体を守り風邪予防にも効果あり。
    動脈硬化予防。皮膚の再生を助ける。(水溶性で熱に弱いので生で)
  • 葉酸 – ビタミン B12と共に赤血球を作り食べたものをエネルギーに変換。
    正常な DNA を作る手助けをする。
  • カルシウム – 骨粗鬆症予防、精神安定。(ビタミン D と摂ることで吸収率アップ)

美味しい上に嬉しい効能もたっぷりのネギですが、食べ方や食べる箇所によっても摂れる栄養素が変わってくるので、色々な食べ方で楽しみたいですね。

今月のお料理は、ネギたっぷり豚肉ハンバーグです。豚肉のビタミン B1で酸化アリルをたっぷり摂取でき、ネギと同じぐらい入ったゴボウで噛み応えもアップ。
咀嚼することで脳を活性化し、たっぷりの食物繊維で腸も一緒に整えましょう。
ゴボウには生活習慣病や大腸がんの予防、血液の上昇や脂肪の蓄積を抑え、歯や骨の生成を助け筋肉の動きを調整する効果などがあります。

豚肉とゴボウとネギのハンバーグ 4人分


材料

  • 豚ひき肉 250g
  • ねぎ 1本
  • ゴボウ 1本
  • 卵 1個
  • 片栗粉 大さじ2
  • 塩、胡椒 適宜
  • カネキめんつゆ 大さじ3
  • 油 適宜


作り方

  • ゴボウはささがき、ネギは(太かったら半分に切ってから)斜め切りにし、めんつゆ以外の材料を全て混ぜ手でよくこねる。
  • フライパンに油を敷き強火で両面をよく焼いたら、蓋をして弱火で蒸し焼きにする。
  • 火が通ったらまた強火にし、めんつゆをじゃっとまわしかけて全体的に絡める。

寒さがピークを迎える2月です。
立春が一番寒いのは、そもそも古代中国由来のものなので、日本とは季節感が少しずれるのと、日照時間の長さが気温に反映されるまでには、少し時間がかかるからなのだそうです。
しかしピークを過ぎれば、あとは春を待つのみ。
2月は節分やバレンタインデーなど、楽しいイベントも待っています。
春はすぐそこです。体を温めて、最後の寒さを乗り切りましょう。

このレシピに使われている商品
めんつゆ
めんつゆ
このレシピに使われている商品の購入はこちら
カネキ 麺つゆ
カネキ 麺つゆ

この記事のPDFファイルはこちら

記事URLをコピーしました